調剤事務の仕事内容は?業務の種類や活躍する場所について解説します!

調剤事務の仕事内容は?業務の種類や活躍する場所について解説します!調剤事務
調剤事務

調剤事務の仕事と、就職成功への道

調剤事務の仕事内容は?

調剤事務は、調剤薬局での受付や調剤報酬明細書(レセプト)作成など、お客様対応や事務業務を中心にさまざまな仕事を担当します。

レセプト作成には保険の点数計算などの専門知識が必要とされる上、正確かつ迅速な仕事が求められます。調剤報酬は2年に1度改定になるので、新しい知識に対応する姿勢も必要です。

また、調剤薬局の顔として患者様の対応をする仕事ですので、人と接することが好きな人の方が向いているでしょう。

調剤事務の主な仕事内容は下記の通りになります。

調剤事務の仕事内容

【受付業務】
処方箋、保険証の受け取り、薬剤師への受け渡し
【入力業務】
処方箋、薬歴簿の入力
【会計業務】
患者費用の精算
【在庫管理】
薬の検品、入庫、発注作業
【レセプト業務】
調剤報酬明細書の作成

調剤事務の講座を比較 無料で資料請求できる

調剤事務の活躍の場は?

調剤薬局が主な活躍の場となります。医薬分業が進み、調剤薬局の数は年々増加。その数はコンビニエンスストアより多いと言われています。全国どこでも就職先を探せる資格と言えるでしょう。

そのほか、処方せんを受け付けているドラッグストアや、病院内に薬局を持つ総合病院、大学病院などの院内薬局で働く道もあります。

【主な活躍場所】
・薬局
・ドラッグストア
・病院 など

調剤事務の講座を比較 無料で資料請求できる

調剤事務への就職

求人情報の比較

調剤事務の求人案内を、下記表にまとめました。事務系の仕事と、医療現場に勤める看護助手の求人案内とともに比較参照してみてください。

項目調剤事務ドラッグストア販売員薬剤師
給与月給150,000円
時給840円
月給204,000円
時給875円
月給276,000円
時給2000円
勤務時間9:00~18:009:00~22:00
※上記時間内でシフト制
9:00~19:00
休暇日祝/その他シフト制シフト制日祝/その他シフト制
経験・資格の有無経験者歓迎未経験者可能薬剤師資格必要

地域や時期、集計方法によって求人案内は異なりますが、調剤事務の月給は150,000円となりました。ドラッグストア販売員よりも低く、薬剤師に比べると大きく下回っています。ドラッグストア販売員の場合、登録販売者の資格を取得していると、パートやアルバイトでも資格手当を支給されることもあります。

勤務時間や休暇の比較

勤務時間では、ドラッグストア販売員がシフト制のため、勤務時間の幅が広いです。調剤事務と薬剤師は、固定の勤務時間となります。

お休みについては、調剤事務と薬剤師は同じになっています。働く場所が同じ薬局などの為、このような結果になりました。ドラッグストア販売員の休みはシフト制ですが、土日出勤の可能な方が歓迎されるようです。

実務経験や資格の比較

経験の有無では、調剤事務は経験者が歓迎されます。ドラッグストア販売員は、未経験でも可能な求人案件が多く出ていますが、正社員を希望する場合、登録販売者の資格が条件になる場合もあります。薬剤師の場合では、働く際に資格は必須になっています。

調剤事務は、薬剤師よりも給与が低く、ドラッグストア販売員と違い経験者が歓迎される仕事です。この条件だけを見ると、調剤事務で働くのはマイナスなのではないかと思えてしまいます。しかし、数値だけでは分かりにくい、調剤事務のプラスポイントがあります。

一つ目のポイントは、薬剤師の受験資格を取得するには、大学において薬学の正規の課程を修了しなければなりません。それに比べ調剤事務は、受験資格がないものや、受験資格があっても数ヶ月の講座受講で得られるものがあります。忙しい主婦の方や、社会人の方でも、調剤事務の資格を目指すことは十分に可能です

二つ目のポイントは、ドラッグストア販売員は経験がなくても職に就けますが、調剤事務は経験者が求められやすい点です。経験や資格がなくても始められるドラッグストア販売員の方が、良いと思われるかもしれませんが、その分募集人数は増えるでしょう。経験者が求められるということは、一度経験をしてしまえば、その後の調剤事務の転職で、未経験者よりも有利になることができます

給与面だけではなく、仕事をするまでの道のり、職に就いた後のことも考えると、自分に向いた仕事が分かってきます。

調剤事務の講座を比較 無料で資料請求できる

調剤事務でプラスに持ちたいスキル

調剤事務の現場では、様々な仕事を任せられることがあります。調剤事務の資格以外に持っていると役にたつスキルを紹介します。

ワード、エクセル

ワード・エクセルは、多くのデスクワークで求められるスキルです。 調剤事務の求人案内で、必要スキルとしてワード・エクセルを求められることもあります。

様々なスクールから、通信・通学講座が出ています。一度資料を見て、調剤事務と一緒に受けてみるのもいいでしょう。

>> マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)講座の一括資料請求(無料)

接客業

薬局などでは、受付業務も行われます。その際に活きてくるスキルが、接客業のスキルです。

薬局に来る方は、体調の悪い方です。そのような方々に、ストレスを与えず、スムーズに対応するには、接客業のスキルが活かせます。質問や疑問点などに的確な返答を行えれば、薬局の信頼度も上がるでしょう。

調剤事務の就職に経験は必要?

未経験でも可能!

調剤事務の求人案件を探しいると、経験者が優遇されるケースが多くあります。しかし、未経験でも、調剤事務の仕事に就くことは可能です

資格を取得するのが近道

未経験でも就くことは可能ですが、調剤事務の資格を持っていれば、さらに就職に近づくことができます。

調剤事務の資格は、調剤事務に関する知識やスキルを得ていることが証明できます。また、調剤事務の仕事に就きたく、資格を取得したというアピールにもなるでしょう。この他にも上記で記載した調剤事務以外の資格やスキルも学んでおけば、経験者との差を埋めることができます。

調剤事務未経験者の方は、仕事を探すことも重要ですが、まずは調剤事務の資格取得を目指してみるといいでしょう。資格取得を目指すための、通信・通学講座が出ています。下記リンク先に、受講費用などを纏めてあるので、参考にしてみてください。

家事との両立

フルタイムでの勤務のほか、パートなどシフト制で働ける薬局も多く、家事を行いながらでも様々な働き方が可能な仕事です。子供が小さいうちは短時間のパート勤務で、子供が大きくなったらフルタイムの勤務で働くことも可能です。

また、調剤薬局は全国にあるため、家族の都合で引っ越すことになった際も、新しい土地での仕事探しが可能です。職種によっては、都市部のみに集中している場合や、一部エリアでは求人案件が少ないといったことがありますが、調剤事務にはそのようなことがありません。転職にも有利な資格と言えます。

調剤薬局事務の講座選びに役立つ!無料パンフレット

本サイト「メディクラ」では、調剤薬局事務の資格講座のパンフレットを無料で申込むことができます。

講座選びで気になるポイント
「1番安い講座はどれか?」
「自分の希望条件に合う講座はどれか?」
を一括で比較できる
ので、講座選びの参考にお役立て下さい。パンフレットを読んで具体的なイメージを掴み、モチベーションもアップさせちゃいましょう!

下記のリンクより、通信講座またはお住いの都道府県を選択してパンフレット送付をお申し込み頂けます。

>>調剤薬局事務講座の無料パンフレットを申込む

タイトルとURLをコピーしました