介護事務の資格の難易度は?年間実施回数も含め徹底比較!

介護事務の資格の難易度は?年間実施回数も含めて各資格を徹底比較!介護事務
介護事務

介護事務資格は、初心者からでも1.5~4ヶ月程度の学習で資格を取得できます。難易度はそれほど高くないと言えるでしょう。各資格試験の概要や実施時期についてもご紹介します。

介護事務の資格って難しい?

これから始める方でも、1.5~4ヶ月程度の学習で資格取得可能!

介護事務にはいくつかの民間資格があります。それぞれの資格の難易度に大きな差はなく、初心者からでも講座を受講すれば標準で1.5~4ヶ月程度の学習で資格を取得できます。

トータルで3日間のカリキュラムで資格取得を目指せる講座もあり、短期での取得も可能です。中には講座の修了により無試験で資格を取得できるものもあります。

介護事務資格は難しいものではなく、初心者からでも着実に取得を目指せる資格と言えます。

しかし、資格を取得するには介護保険制度や介護報酬請求についての専門的な知識が必要であり、相応の学習は不可欠です。主な通信通学講座をまとめたページも参考にして、自分に一番合った講座を探し、資格取得を目指してください。

介護事務の試験について

ほとんどの試験が持ち込み可能

試験は資料などの持ち込みが可能なので、暗記は不要です!

介護事務試験では、介護事務についての知識を問う学科試験と、レセプト作成などを行う実技試験が出題されます。

試験は資料などの持ち込みが可能になっており、暗記の必要はありません。受験資格の制限のない試験が多く、独学で資格取得を目指すことも可能です。

学科はマークシート

介護事務の資格試験は介護事務の知識を問う学科試験と、レセプトの作成・点検などのスキルを問う実技試験に分かれていることが多いですが、学科試験についてはマークシートにて実施されることが多いです。

そのため、難しい用語などを完璧に覚えていなくても、選択肢から近しいものを推測して答えることができますので、そこまで難易度は高くないといえるでしょう。

とはいえ、介護保険制度に関する知識、レセプト作成のノウハウなど専門的な知識が必要になるため、効率的に学習し、確実に合格を目指すには、試験対応講座の受講がおすすめです。試験によっては、試験主催団体が認定する通信講座を修了することで、在宅受験が可能のものもあります。

それぞれの資格の難易度

代表的な介護事務資格の難易度をご紹介!

資格の難易度を考える際、合格率だけにとらわれず、合格基準など様々な要因を考える必要があります。合格率や合格基準、試験の実施回数などを、資格ごとにまとめたので参考にしてください。

介護事務管理士®技能認定試験ケアクラーク技能認定試験介護報酬請求事務技能検定試験介護事務実務士
学習期間4ヶ月1.5~4ヶ月1ヶ月4ヶ月
試験実施回数年6回年3回年6回 ※1)協会教育指定校のみ実施
合格率81.2%84.2%
合格基準学科・実技ともに、60%以上の得点で、
かつ全問題の得点合計が80%以上。
学科、実技で70%以上問題の総得点の70%程度を基準として、
問題の難易度で補正した点数以上。
資料の持込み可能可能可能可能

※1)協会認定の通信講座修了者は年12回実施。在宅での受験が可能です。

合格率、合格基準の不明な資格がいくつかあるので、難易度を比べるのは難しくなっています。しかし、学習期間などを参考にすると、【介護事務管理士®技能認定試験】と【ケアクラーク技能認定試験】は学習期間が長く、難易度が高いと考えていいでしょう。

介護事務実務士】も、同じ4ヶ月の学習期間ですが、講座内での修了認定試験になります。【介護事務管理士®技能認定試験】と【ケアクラーク技能認定試験】が、試験を受けられるチャンスが年6回なのに対して、【介護事務実務士】は講座内で受けられ、不合格の際には何度でも再挑戦ができます。

受験のチャンスを考えると、【介護事務管理士®技能認定試験】と【ケアクラーク技能認定試験】は実施回数が少ないので、難易度を高めに考えていいでしょう。

受験の機会を考えると、一回の受験で確実に合格を目指したいと思います。そのためには、各試験に対応した講座の受講をおすすめします。介護事務の内容に関してはもちろん、試験にも対応しています。

下記リンク先ページに、通信通学講座をまとめました。受講を考えている方は、こちらも参考にしてみてください。

費用と就職支援で選ぶ介護事務通信講座|あなたに合う講座はこれ! >>

確実に合格するためには?

独学で勉強する

ご紹介してきたように介護事務は独学でも挑戦することができます。

独学で勉強するメリットのひとつは費用が安いことです。基本的にはテキスト代や過去問の費用しかかからないので、スクールや通信教育と比べてもかなり安く抑えることができます。

また、時間的な制約もないので、自分のペースで勉強を進めることができます。

デメリットとしては、わからなくても自分で解決しなければならないという点です。スクールや通信講座のように、わからないことを聞ける環境がないので、自分でテキストなどで調べて解決しなければなりません。その分時間もかかりますし、間違えた知識を定着させてしまう恐れもあります。

また、モチベーションを保つのが難しいというデメリットもあります。長いもので4ヵ月もある学習機関を一人で乗り切るためには、日ごろから勉強の習慣がある人でないと難しいでしょう。上述したように自分で調べながら勉強を進めないといけないので、思うように進まず、途中で辞めてしまう人も少なくありません。

独学で目指すのは、いままでにも資格取得の勉強をしたことある人以外は避けた方が良いでしょう。

スクールに通学して勉強する

介護事務の専門学校やスクールへ通学して学ぶ方法もあります。

スクールで学ぶメリットは、学科の勉強だけでなく実際の現場に出た際の実務も経験することができるところです。

また、わからない箇所を相談できたり、卒業後の職場を紹介してくれるといったサポート体制が整っている点もスクールのメリットです。

一方で、スクールの場合は決まった時間に通学しなければならないので、時間に余裕がないと通うのが難しくなってしまいます。また、費用の面でも高くなりがちです。

通信講座を受講する

通信講座は、テキストや問題集を送ってもらい、課題を提出して添削をしてもらうという方法です。

スクールよりも費用を抑えられるうえに、メールで質問できたり、就職のサポートを受けられたりと、スクールとほぼ同じサポートを受けられるのが嬉しい点です。

また、自分のペースで進められるので、仕事や家事で忙しい人にもおすすめです。

デメリットとしては、基本的には自宅学習になるので、モチベーションを保つのが難しいかもしれません。

自分にあった学習方法を検討してみてください。

まとめ

介護事務の資格試験は1.5~4ヶ月程度の学習で資格取得可能です。それは、持ち込み可能な試験が多く、学科に関してはマークシート方式であるためです。

合格率も60~80%ほどですので、全体的にあまり難しくない試験だといえます。

しかし、専門的な知識理解が問われますので、しっかりと試験対策をして臨むべきでしょう。

学習方法としては独学、スクールへ通学する、通信講座で勉強する方法がおすすめです。

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